『みんなちがってみんないい』
これは金子みすゞという詩人のことばです。
どこかで聞いたことがあるという人も多いでしょう。
『君は君 我は我なり されど仲良き』
これは武者小路実篤という小説家のことばです。
おそらく私が中学生の時だったときに父から教えてもらいました。
今 押方塾には
入試直前の3年生 入試が終わった3年生 学年末テストが終わった1・2年生がいます。
勉強の内容がそれぞれ違います。
勉強の目的もそれぞれ違います。
3年生は選んだ高校がそれぞれ違います。
このように“それぞれ違うこと”の大切さを二つのことばは教えています。
「あなたはあなたであり、私は私である。考え方もこれから歩んでいく人生も違うけれど、自分の考えを大切にするように相手の考えも尊重して大切にしよう。それが仲が良いということだ。」
それぞれに自立しているのだけれども ばらばらに孤立していない
“仲の良い風景”がなんとも心地いいなあと感じます。
そこでみんなに伝えたいのは
“相手の考えを大切にするために まずは自分の考えを大切にしてください”
ということです。
自分の考えを他人が良いと思うものにふりまわされていないか?
この1か月、新しい学校・新しい学年に進む前に注意深く自分の声を聴いてみてください。
自分ではなく他人が良いと思うものを探し求めていると、いつの間にか自分が何を求めているのかわからなくなってしまいます。
3月10日の西川さん講演会&バザー、それぞれが自分の考えを持ち、遠慮せずその考えを伝え合って下さい。そうやって友達が自分の考えを伝えてくれたらしっかり耳を傾けて下さい。
きっと“協力し合う”ことができると思います(*^▽^*)